本文へ移動

FIELD NOTES / MATERIAL / TEXTILE

印刷機の清掃から
生まれるテキスタイル
— ink couture project

公開 / コエダ小林

印刷機を清掃した不織布には、
拭き取られたインクの色が残ります。
21B STUDIOの「ink couture project」は、この布を素材として見つめ直すプロジェクトです。

印刷の現場で生まれた色や模様を、テキスタイルと展示へ展開しています。

印刷の現場にあるインクの付着したロール
ink couture project / Recovered material

清掃の工程を「印刷染め」と捉える

きっかけは、印刷工場の廃棄かごに積まれたカラフルな布でした。オフセット印刷機の廃インクを拭き取ることで、布には偶然の模様が生まれます。

21B STUDIOは、この成り立ちを「印刷」と「染め」の両面を持つ「印刷染め」と名づけました。色がどのように付いたのかも、素材を理解する手がかりになります。

布の個性を、展示の場へ

掲載写真には、印刷現場のロール、額装した作品、会場全景があります。布だけを見る場合と、フレームや空間の中で見る場合を見比べられます。

DESIGNART TOKYO 2023では、この素材の魅力を探ったプロダクトを発表しました。

窓のある会場に配置した作品と展示台
Exhibition

役目を終えた布に残る色を観察し、その特徴が伝わる形を考える。

素材の由来から展示までをたどることで、このプロジェクトのアプローチが見えてきます。

ink couture projectの作品ページへ →
個人情報の取り扱い